タイトルのとおり。
のせでんに新しい仲間が加わりました。
ひとつは、歴史的事件を経て熟成中。そしてもうひとつは、突然に。
時系列は逆になりますが、後者のほうから。
(便宜上、阪急電鉄カテゴリにしています。)
6000系6002Fが、ある日突然に能勢電鉄のものになりました。
8月1日のお話。
見た目はそのまま阪急6000系。この日も日生エクスプレスの運用に就いていました。
でもしっかり能勢電鉄のコーポレートマークが。
「のせでんの新しい仲間」ヘッドマーク。丁寧にそれぞれの先頭車がデザインされています。
数字で言えばひとつお兄さんの6001Fと離合。
突然のせでん所有になったのは、それまで日生エクスプレスでのみ阪急車が乗り入れる「片乗り入れ」だったものを「相互乗り入れ」にすることによって車両使用料をある程度相殺する狙いがあるようです。事実、8両編成なので自社線のみの運用に就くことができずに、阪急線内中心に、これまで通り日生エクスプレスに繋がる運用に就いているようです。
こうなった背景には、能勢電鉄がこの先しばらく「新車投入」という出費を続けるからかもしれません。
ここで、前記事で触れた「歴史的大事件」の登場です。
違和感の塊。ここは紛れもなく阪神尼崎駅の「丘の上」。
宝塚線所属だった5136×8Rが、能勢電鉄への譲渡を前提とした改造の為に、阪神尼崎車庫にある阪神車両メンテナンスに入場しました。阪急阪神統合の成す技ですね。
前面に表示幕を付けていないC#5138を含む宝塚方4連が先に入場したようで、数日間、5136×4Rが丘の上に留置されていました。
改造が仕上がるのは春ごろでしょうか?
このまま正雀アルナが手狭な状態が続くと、この「阪急車が阪神線を走る」事案は、一度や二度じゃ済まないのかもしれませんね。
まだまだ元気に見える能勢電鉄1500系1700系はどれも車齢50年を超え、ようやく能勢電鉄が重い腰を上げたようです。このまま物理的限界に挑んでほしかったなーw
とはいえ5100系だって40年選手なので、これも繋ぎな気もするのですが、果たして。
ということで、予想タイム。(超個人的な見解です)
しばらく(ここ1・2年)は1000系は宝塚線に投入→5100系短縮、のせでん送りor改造待ち期間は各支線にて3000系列を一時的に置き換え
7000アルミ車と入れ替えられた7000告サor6000余剰T車は、じきに少しは出るであろう余剰増結車と組んで伊丹・箕面線へ
新車投入やリニューアルのペースが上がったのは、置き換えなければならないものの多さに気付いた阪急の焦りの表れなのかもしれませんね。神宝線空白の15年は、大きい。
慣れ親しんだ車両の引退は寂しいですが、今後に注目です。
(この手の記事は毎回こんな締め方)