1000系の導入が始まって以来、予想はついていましたが車両の動きが激しく、今津北線の車両の顔ぶれにも久しぶりに変化が生じました。
古兵が引退、そして、新しい仲間が加わりました。
ひとむかしまえのこのブログでいう、「今津北線日誌」のコーナーです。
3000・3100・5100・6000に加えて代走に7000系と、顔ぶれ豊かな今津北線ですが、このたびレギュラーメンバーに7000系が加わりました。
このたびといっても最初の動きは上って1月になります(^^;)
7001×6R。
1000F導入によって神戸線を追われ、編成短縮されて今津北線へ。
抜かれたのは後に製造されたアルミ車で、鋼製6連の落成時の編成になりました。
3月より、宝塚歌劇100周年記念のラッピングトレインとして走っています。
7001F転入時は、3050×6Rを短縮(3両廃車、余剰T車の#3558組み込み)して伊丹線に転属、最後の板車であった3077Fを置き換えるというまさかの展開がありました。
そしてつい先日。
2本目として7003×6Rが転入、運用開始されました。
7000系も第一線を退く時がきたんですねとしみじみ。
そして、この編成に追われたのが…
今津北線の古兵、3076Fでした。
最後に撮った写真なんですが、今津線らしいカットになったなと。
検査期限が迫っていたのもあるのですが、中間にC#3151を組み込み、最初期の冷房・表示幕改造車ゆえに狭い幅の側面表示幕・一部M車に非冷房時代のモニタ屋根が残存・スイープファン非搭載と特徴を多く持った編成でした。
通学で長い間お世話になりました。お疲れ様でした。
この先、車齢はほぼ同じなものの、やはり性能に差のある3100系から先に淘汰されていくのでしょうか。だとすると、3152F、3154Fはもう長くないのかもしれません。
一方、転入してきた7000系は2本共に最初期の更新工事を受けた編成です。
次の7006Fからは車内案内表示器を搭載しているので、短縮されるかは微妙なところ。
2本から抜かれた中間T車はアルミ車を対象としている7000系の大規模更新・VVVF化工事に使われるのか、それとも更なる編成替えを経て支線転用されるのか、この先の阪急の動きが読みにくいほどに激しいのは間違いないです。
さて、この7月は阪急ファンのこれまでの感覚が狂うほどに激動の一か月でした。
挙げてみると…
・1002×8R 営業運転開始
・7303×8R 大規模更新・VVVF化工事後 営業運転復帰
・7304×8R 更新工事の為に近畿車輛に入場
・1300系 千里線・地下鉄堺筋線での営業運転開始 限定運用解除
・7003×8R 編成短縮・検査の為に正雀に入場
そして、
・携帯電話電源off車両廃止・優先座席の位置統一
という動きがありました。携帯電話については、関西の鉄道事業者一斉に取り扱いが変更され、「優先座席付近でのみ、混雑時に電源を切る」というルールに変更されました。
↓これを特筆した理由は↓
優先座席の位置をわかりやすくするべく、「順次優先座席のモケットの色を変更する」との発表がされたことです。写真は落成時よりこの色で出場した1002Fのもの。
時間がかかりますが、検査時に交換のようで、8年程度要するとのこと。
実物を見て、なかなか落ち着いてて似合う色だったので安心しました。
1300系の旧優先座席ステッカー。あっという間に見られなくなりました。
よく考えれば、1000系列のゴールデンオリーブ色の優先座席も貴重なものです。
ここまで書いた動きでもだいぶおなか一杯なのですが、
さらなるたまげた動きがありました。
ネットでの噂が現実に。まさかの歴史的事件。
その詳細は、長くなるので次の記事にて。