予告と異なり、最新の旅行記を先に公開です(^^)
いったん掲載が遅れると、情報鮮度の天秤に負けてしまうんですよね…
さて、社会人1年目でまともに長期休暇が取れる和気もなく、
帰省のついでに、帰りに遊ぶことにしました。
前日には撮影しながら広島から徳山まで西進。(この模様は別記事で。)
そこから、春に乗れなかった岩徳線と芸備線を乗り継ぎ関西へ戻るルートです。
んまい。晩メシの一コマ。
宮島付近を通るたびに買ってます。
広島帰省のついで、家族を離れてひとり旅。
広島駅付近でこれでもかと鉄・バス分を補給したあと、宿の安い徳山まで西進。
安定の東横●ンで一泊です。
翌朝の徳山駅。
入り口は小ぢんまりしていますが、橋上駅舎の立派な駅です。
カープのラッピング電車に遭遇。
今年はL-11編成でした。
私は左奥にちっこく写る岩徳線の列車へ。
山間をまっすぐ突き進む路線です。
7時50分発の上り列車はキハ40の単行。
出発時こそガラガラでしたが、午前中の列車ということで、
夏休みでも部活に向かう高校生やら、街に出掛ける若者やらで
岩国に向かうにつれてお客をどんどん拾っていきました。
次の列車まで2時間開くのですが、もう一本間にあってもいいように思いました。
1時間40分かけて岩国に到着。
のんびりした路線です。
中間が1000番台未更新、先頭車は113系改造の更新車という編成です。
ゆったり転換クロスシートを選んで広島へ。
乗り換え時間のある広島駅でお土産を購入。
芸備線へと針路を変えます。
11時ちょうど出発の三次行き普通列車に乗車。
これまたキハ40で旅情深まる良い旅を満喫……
…と思っていた矢先、次の☆矢賀☆駅で抑止。
対向列車が来ない!
どうやら対向列車の車両故障のよう。
少しでも先に進めばいいものをそのまま矢賀駅で待つことに。
結局20分近くの遅れで出発。
しかしこの事件のおかげでちょっとしたドラマが。
停車中にイライラをツイートしていたところ、フォロー外から星(お気に入り)が飛んできました。なんと同じ列車に乗車しているではありませんか。
しかもその方、三次を経て木次線からのサンライズ号乗車というとんでもないルートで旅行中とのこと。
「すごい経路で旅行中の方と乗り合わせてるみたい。乗り継ぎは大丈夫でしょう」
という旨のツイートをしたところ、
この先の旅を案ずる返信を送って下さいました。
こういう感じの交流は初めてで、お互い顔はわからず終いでしたが、「新しい旅の出会い」になんだかほっこりしました。
芸備線は沿線がともかくのどか。
田園風景がいつまでも広がります。
大きめのアブが車内に迷い込んでくるほど、自然も豊かです。
かなり危なかったです。
三次行き1858Dは、対向列車を待たせながら突き進み、三次に着くころには遅れはかなり回復して数分程度になっていました。
三次駅に到着。
三次は、夏らしい晴れ間が広がっていました。
ここから先も芸備線ですが、ローカル線の星、キハ120にバトンタッチ。
備後落合行き356Dは、立ち客が出るほどの大混雑。
お盆の帰省シーズンであることに加え、備後落合から先に接続列車があるため。
車内は、地元利用者よりも旅行者がほとんどでした。
座席は確保できたもののスペースは狭く、夏の照りつける日射を避けカーテンは全閉。
おまけに冷房は控えめ設定ということで、景色は全く楽しめませんでした。
今や日に数本の列車同士の接続ターミナルということで、
乗り継ぎ時間は僅かに3分。
まともな写真を撮る間もなく次の列車へ。
続いてキハ120。岡山支社の車にバトンタッチ。
ここから先、東城までは1日3往復という超閑散区間。
昼間唯一の列車ということで車内は満員。
これも帰省・18きっぷシーズンだけなのでしょうね…
列車は、どうやって線路を敷いたのかわからないような山深い区間を
15km/hや25km/hの徐行を繰り返しながらそろそろと進んでいきました。
これではもう速達性云々のお話にはなりませんが、
地域の足としてギリギリのラインで鉄道が維持されていることに少しだけ感動を覚えました。
ところで、そんなところまでも広島県。
広島県って広いなと、改めて思いました。
逆に、東城を出てから岡山県境越えのほうが
地形的にも軽くスムーズに列車は進み、新見へと抜けるのでありました。
あの、布原駅にもきちんと停まりましたよ。
これまでに姫新線にも乗っているのでこれで新見駅発着の路線には全て乗っていることになります。
さすがに姫新線経由だと時間かかりすぎるので伯備線で帰ります。
さてここからゆったりやくも…
こんどはやくもと木次線をセットで乗りに来ようかな。
近畿で活躍していた381系はこの10月いっぱいで引退してしまいました。
こちらはあと何年頑張るのか…
リニューアルしている上に後継車両の噂も立たないのでまだまだ!
さて、上の写真の右側に写る疑惑の曰くつきの普通列車で岡山へ抜けます。
広島から113系が転入して増えているためで、淘汰の方向へ向かっている115系の2扉組み込みK編成と運用が共通となり、新見までくる運用ができたのです。
先頭車は日根野にいた元阪和色の未更新クハ。
ボックスシートがいい味出してます。
一方で中間車は京都→広島→岡山と転じてきた30N更新のモハ。
転換クロスシートを備えます。乗るならやっぱりこっちになってしまいます。
備後落合からずっと立ってたので疲れました…ww
倉敷まで延々と下り坂が続きますが、抑速ブレーキがないので運転手さん、
しばらく転がしてからたまに軽くブレーキをかけていて、
やっぱり勾配区間は運転しづらいのかな…と思いました。
岡山に18時27分に到着。
すでに夕暮れの岡山駅で、少しばかり車両の記録。
いつも岡山は素通りするのでたまにはと。また公開します。
19時55分の姫路行きに乗車。
風前の灯となっているK編成が充当される列車を選びました。
K-06編成。115系の関西更新色自体が絶滅しようとしています。
更新色…ですが、先頭車は未更新ボックスシートの300番台。
中間に117系出身の3500番台を挟んだ奇妙極まりない編成です。
先頭はボロ、中間は扱いにくい2扉となっては、編成ごと廃車まったなしでしょう。
しかし、私はそんなK編成が大好きです。
岡山から姫路まで、117系出自のふっかふかなクロスシートを思う存分満喫しました。
これで最後かと思うと寂しいね。
さて、いつもの通り、アホみたいに速い新快速で帰るのですが、
珍しく乗り継ぎ時間があったので、この度、念願の初『えきそば』できました。
近いと、逆に寄ることがないんですねこれが。
ほくほく、夏なのに身体をあっためて、おうちに帰りましたとさ。
〜〜fin〜〜