社会人としての単調な日々が始まり3ヶ月目。
そろそろ学生時代の旅行記を順次載せていこうと思います。
さて、こちらは情報鮮度の関係から、
結果的に学生時代最後の遠征となった広島・山口旅行を先にご紹介。
1月に続いての山陽地区訪問となりましたが、
今回は1泊したうえで山口県を大いに楽しみました。
今回は時間を稼ぐために深夜バスを利用。
神戸から乗れて、低価格で3列シートに乗れることが魅力である
呉ドリーム大阪号に乗車。西条駅まで乗車します。
【学生料金】ってのも最後なんだなあとしみじみ。
定刻通りに西条駅に到着。
ここからいつもの通りに18きっぷを使用します。
通勤ラッシュの中、セノハチを超えて広島へ。
115系300番台車でした。
ここで撮影しようかとも思いましたが、
せっかくなので後続の列車で新駅の新白島駅へ。
特に五日市方面から八丁堀方面へのアクセスが良くなったのではないでしょうか。
この駅、このようにホームが上下で少しずれているため、
このように上り列車がいい感じに撮影できました。
さて、いよいよJR広島地区待望の新型車両に初乗車です。
227系、RED WING。
この由宇行きはもともと103系の運用で、2012年春にそれに乗車していました。
相変わらずラッシュ真ん中の満員の列車で、快適な車内を楽しむ余裕はありませんでしたが、
その代わりに運転席にかぶりつきができまして、新車に不慣れな運転士さんが指導役の運転士とやりとりしながら試すように運転していたのが印象的でした。時代が一気に30年以上進んだ広島です。
岩国で下車して後続を待ちます。
思えば、由宇まで行けば細部の撮影ができましたね…
山陽線には朝に残るのみとなった快速列車とすれ違い。
広島まで乗った列車の折り返しでC-36編成でした。
後続の岩国止まりはO-02編成。
幕が故障していました。
227系登場のあおりを受けて、現在、扉数混在の下関O編成と岡山K編成は解消へ向かっています。この編成のクハも3000番台初の廃車となりました。
8時09分発の下関行きでさらに西へ。
またまた300番台未更新の編成でした。
このあたりの山陽線は海沿いを走るため、景色がいいです。
懐かしい車内で約2時間、ぼ〜っと過ごしていました。
10時過ぎに新山口駅に到着。
ここから山口線で北進。
10時15分発 益田行き 655D〜8561D
山口で列車番号が変わり、山口以北は運転日限定の臨時列車ですが通しでの運行でした。
この列車を逃すと宮野以北の普通列車は3時間も途絶えます。
山口までは期末の高校生で満員でした。
山口以北は初乗車ですが、急勾配が続くことに驚き。
SLに乗ればさぞ迫力があるんだろうなあ。
地福付近には大雨災害の爪痕が未だに多く残っていました。
ところでこの列車、途中の津和野で27分もの長時間停車があります。
私は思い切ってその時間内で津和野の街を見て回ることにしました。
津和野駅。
ほんとに時間いっぱいを使って、それらしいところを見て回り、車内に戻りました。
益田に到着。典型的な国鉄のちょっと大きな駅の駅舎といった感じです。
お昼を調達しようとしましたが、驚くほど何もなかったので駅前のコンビニ弁当にしました。
色褪せすぎのキハ40。
山陰本線を西に向かう、昼間唯一の便ですが単行。
これが、この路線の実情です。
車内はガラガラというわけではなく、しばらく座れませんでした。
白波の立つ日本海。
島根・山口県境の景色は抜群によかったのですが、人が住んでるかといわれれば…
噂のクルーズトレインの運行ルートにはぴったりです。
今後運行される『特別なトワイライトエクスプレス』山陰ルートでは東萩駅での長時間停車が計画されているとか。
私は今回は萩の観光はパスしました。
ジャンクション長門市駅に到着したところで思わぬ悲劇が。
美祢線に乗りに来ることが目的の一つでもあった今回の旅。
しかし、時刻表の見落としで今日が保守運休の日でバス代行と相成ったのです。
かといって日を変えれば山口線の便がなかったし、山陰ローカル乗りつぶしは難しい…
しかしこの代行バス、
通常サイズの路線バスが、ほんの一部を除くどんな小駅の駅前にも入り込んでお客さんを拾うアクロバティックな運行で、乗りごたえがあって楽しかったですww
線路と並行する幹線道路ではかなり飛ばしていたので、鉄道との遅延誤差も15分程度で済みました。予定していた乗り継ぎ列車には間に合いませんでしたけどね。
厚狭駅。
これから宇部・小野田線を巡る予定で、だいぶ焦って時刻表と奮闘した結果、代替ルートを見つけることができました。
下関の黄色い117系は窓周りの黒がアクセント。
右のN編成で小野田へ。
初123系とご対面。
小野田線で雀田へ。
夕方のこの時間帯は工場従事者よりも学生が多い印象でした。
沿線に大学でもあるのかな?
そして、やって参りました。
1日3往復の本山支線に入ります。
2駅、5分の旅で終点の長門本山駅へ。
周辺にはこれといって何もありません。
ホームは最近延伸された模様です。
将来的に227系が入線するのでしょうか?
いい感じの夕焼けを見ることができ、雀田駅に戻るころに日没を迎えました。
時間がゆっくり進んでいるように思いました。
お客さんは、往復とも3人だけでした。
次の小野田行きまで時間があるため、いったん反対方向の列車で居能駅へ。
宇部線と合流する駅です。
工業地帯の夜景が見えました。
小野田へと戻ります。
宇部線は明日に回すことにして、一路下関まで向かうことに。
小野田より乗ったのは117系のC104編成。
孤高の福知山線色を残す編成で、ラッキー!
新快速色もいいけどこの塗装も大好きです
415系に出会う。
こちらも少しずつ数を減らしています。
もう交直流対応の通勤車両を九州は作らない気がするので、試験中のハイブリッド車が実用化されるまでの活躍でしょう。
いつの間にかきれいになった下関駅で夕飯を調達し、
またまた115系は300番台の列車で宿のある新山口へと戻ったのでした。
新山口〜下関は、暗い中、乗ったという事実だけが残ったのでまた再訪したいです。
美祢線もね。
2日目に続きます。