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各駅停車の行先は… 鉄道旅行記中心のブログです。

関西近郊区間大回り【2017年8月】

お久しぶりです

 

大阪環状線に新車の投入が始まり、103系も10月に引退。

確実に転機を迎えているアーバンネットワークを総ざらいするべく、

久しぶりに大回りの旅に出掛けました。

 

※2年前のお話です。

多忙により編集を保留していたものを再開してアップしました。

記事の内容が当時の状況のままのところがございます。

103系とか出てくるよ。懐かしいよ。

 

 

梅田に向かう阪急電車は8002F。

このクロスシートにめちゃくちゃ久しぶりに座りました。

幸先の良いスタート。

 

天満駅で一度降り、大阪駅までの120円きっぷを片手に旅のスタートです。

 

天満駅の駅名表。

大阪環状線改造プロジェクトのおかげで多くの駅がきれいになりました。

 

乗車1本目 天満7;28→京橋7;32 環状線外回り

最初から新車の登場。大阪環状線専用の新型車両、323系です。

既存のオレンジ一色の車両を踏襲するオレンジのラインや正面の円形のマークなど、

デザイン的にはかなりお気に入りの車両です。

すでに103系を上回る本数が投入されており、大阪環状線103系は10月3日で運用終了となります。

 

車内には液晶の案内表示器が各ドア上に2面ずつ。

液晶による次駅案内や、自動車内放送の投入など、サービスも格段に良くなりました。

 

京橋までの途中、103系POWERLOOP編成とすれ違いました。

大阪の魅力をイラストで発信し続けた同編成ですが、一時離脱していた通常塗装のLA04編成と入れ替わる形で9月に運用を静かに離脱しています…

 

京橋駅にて。阪和線に投入された225系5100番台と。同世代の並びです。

 

乗車2本目 京橋7;34→放出7;39 四条畷行き

ホームドアが付いた京橋駅から学研都市線に乗車。

途中の鴫野〜放出間はおおさか東線北部区間と重なるため、工事たけなわの区間

高架上の相対式2面2線というふつうの駅だった鴫野駅がすでに大変貌をとげています。

 

 

乗車3本目 放出7;45→久宝寺8;00 久宝寺行き

おおさか東線は運よく103系に乗車。

奈良支所に在籍する6両編成、3本のうちの1本です。(2017年夏現在)

 

休日朝のおおさか東線は空いています。

そもそも新路線であるおおさか東線103系が走っていることが不思議でありましたが、

奈良支所の6連口は小所帯。323系投入のあおりを受けて置き換えの動きが出ており

2年後の新大阪乗り入れは叶わなさそう。

奈良線に走る4連口が最後の牙城となりそうです。

 

乗車4本目 久宝寺8;02→天王寺8;08 快速JR難波行き

221系4+4の8両編成。近年非貫通の車両にも転落防止幌の設置が容赦なく進み、

このように連結してしっかり機能していることが増えてきました。

 

乗車5本目 天王寺8;15→鳳8;30 快速日根野行き

和歌山へ向かう列車まで時間があったので鳳まで先回り。

 

阪和線普通列車といえばスカイブルーの103系でしたが、

2016年12月に4両編成が、そして今年7月末で6両編成が運用を離脱し、

あの阪和線から103系が消滅してしまいました。(羽衣線を除く)

 

鳳の車庫には離脱した車両が多数見えました。

一時代の終焉を感じました。

 

阪和線を行き交うのもステンレスの車両ばかりに。

 

205系0番台が残りますが、それもこの年度3月までと発表がありました。

 

増備分の225系5100番台。

6両編成は外幌もなくスタイリッシュです。

 

普通列車が転換クロスシート3扉車での置き換えとなりました。

新時代の到来ですね。

 

この日は南海線の事故とお盆が重なり関空紀州路快速が多客遅延。

 

乗車6本目 鳳8;46→和歌山9;38 紀州路快速 和歌山行き

とんでもない混雑でした。

 

特に関空快速の需要が高く、解結作業の日根野駅では

後ろの紀州路快速の車両からもスーツケースを持った旅行客がぞろぞろと…

日根野を出る時には積み残しがありました。

 

 

途中駅で乗降に手間取るなどして和歌山駅には7分程度の遅れで到着しました。

 

和歌山は快晴。117系の塗装が映えます。

 

乗車7本目 和歌山9;50→奈良12;58 万葉まほろば線経由奈良行き

和歌山からはおなじみ105系に3時間揺られます。なんてご褒美

広島の同型が先に引退するなんて思ってもみませんでしたね…

 

青空のもと、空いてる車内でぼーっとする至福のひと時。

 

途中の橋本駅では12分の停車。

気分転換にホームへ。

 

構内の通路には風鈴が飾ってありました。

 

南海電車との連絡駅である橋本。

 

古豪6000系が到着。

 

高田から桜井線を経由、定刻通りに奈良に到着。

長きに渡って和歌山・桜井線の主である105系ですが、

さすがに2018年度末から新車による置き換えがスタート。

大回りの時に必ずお世話になり、単線区間でばいんばいんするのが楽しかったのですが、

それもあと少しのようです。

 

駅構内やホーム上の売店、年々数が減ってるんですよね。

ここ、奈良駅はコンビニが見えるも入り口は改札外からのみ…

大回りに出かける際は食料は初めから用意しましょう。

 

乗車8本目 奈良13:10→木津13:14 奈良線普通 京都行き

加茂行きの先走りが103系だったので乗車しました。

 

乗車9本目 木津13:28→加茂13:34 大和路快速 加茂行き

リニューアル車の8両編成。

 

乗車10本目 加茂13:42→柘植14:38 関西本線 亀山行き

関西大回りの山場、非電化区間でキハ120に乗車。

 

意外にもボックス席に座ることができました。

 

各駅の方面の案内がかつての幹線っぽくていいですね。

 

柘植駅に到着。ここにJR西っぽい最新技術が。

 

こんなところに運行情報案内ディスプレイが。

というか琵琶湖線…これから乗るんですが(^^;)

 

忍者。 伊賀の忍者推しになったんですね。

 

関西本線の上下列車が行き交います。

 

柘植駅ホームの待合室は味があります。

 

乗車11本目 柘植15:01→草津15:47 草津行き

113系の30N車でした。

緑一色になってから経ちますが、

京都の国鉄型についてはまだ安泰?

 

乗車12本目 草津15:51→長浜16:35 新快速長浜行き

ダイヤが乱れている旨のナウンスがあった琵琶湖線ですが、

上り列車は平常通りでした。

 

乗車13本目 長浜16:39→近江塩津17:01 北陸線近江塩津行き

昼間は新快速が毎時一本の長浜以北ですが、

朝夕は福井の521系が助けに来てくれます。

 

ワンマン運転対応で運賃表示のディスプレイがあるのが521系らしさ。

関西の大回りで北陸の車両に乗れます。

 

旅の最北地点、近江塩津に到着。

 

乗ってきた列車は引上げ線に入ってゆきます。

 

 

 

複雑な配線の近江塩津駅

右に見える線路は湖西線の本線で特急列車はホームを経由せずに

猛スピードで通過してゆきます。

 

しばしの待ち時間。カメラで遊んでいました。

 

乗車14本目 近江塩津17:15→近江今津17:35 湖西線近江今津行き

先ほどの折り返しではなく敦賀始発の普通列車です。

 

琵琶湖の北部は景色が綺麗です。

 

 

 

 

近江今津からの普通列車113系

 

…ではなく223系2000番台でした。線内ローカルもやってるんですね。

乗車15本目 近江今津17:44→山科18:44 普通 京都行き

 

新快速ではなく普通列車でのんびり南下してゆきます。

 

 

混み合う京都駅ではなく先に山科駅で乗り換えよう作戦

 

湖西線下り普通列車113系堂々8両編成。

 

乗車15本目 山科18:52→大阪19:27 新快速 網干行き

旅の〆はいつも新快速。

非日常から日常へ一気に引き戻されます。

最新鋭の225系100番台に当たりました。

 

225系100番台は一体型LED表示。

 

これにて旅は終了。

 

 

 

この旅から2年。

通勤型車両を中心に急速に置き換えが進み、

良い意味で見違えるようになったアーバンネットワーク

 

しかしながら車両配置の都合で奈良線103系は未だ残存、

普通列車が全て201系、みたいなおおさか東線もありますし、

旧来の残り香を楽しみたい方はぜひお早めに…

 

 

学生時代の旅行記(5年位前のもの)が時効を迎えつつあるので、

回顧厨らしく、今度こそ掲載を再開していきたいと思ってますので

しばしお付き合いを。