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各駅停車の行先は… 鉄道旅行記中心のブログです。

北東パスで行く東日本・北海道紀行【2014年8月】⑫

青春18きっぷ北海道&東日本パスを組み合わせた

学生時代の北海道・東北大旅行の8日目。

 

磐越西線と快速『くびき野』を乗り継ぎ、東三条駅に到着。

 

ここからは弥彦線越後線115系に乗車します。

この頃の新潟の115系には比較的古参車も残っていたのでした。

 

 

 

東三条駅に到着。

 

東三条15:07→吉田15:26  弥彦線 吉田行き

切り欠きホーム0番線からの出発です。

当該のL12編成は耐寒耐雪型の1000番台ですが、

キムワイプ塗装でリニューアルはされていません。

 

ということで、モケットは違えど車内は原型の

セミクロスシートとなっています。

 

もう夕方になろうかという時間ですが、

夏休みなので乗客は少なめです。

20分弱で越後線とのジャンクション、吉田に到着。

 

吉田駅にて。中線には湘南色に復元されたN2編成が停車中。

 

そしてこれから乗車する弥彦線吉田〜弥彦の末端区間には

ワンマン改造された2両編成の115系Y編成が運用されています。

察しの良い方はお分かりでしょうが、

2両編成ということで先頭車化改造車。

非常にマニアックな車両です。

 

側窓にRがついていますので種車は古い0番台です。

先頭車化改造車として500番台に区分されています。

仲間はかつて広島・山口にもいました。

 

車内もかなり独特で、ドアは鋼製で内側も塗られている貴重なもの。

運転室との区切りもざっくりしていて見通しの良いものです。

 

天井には扇風機が残り、座席の持ち手も○型で

初期車そのものの車内です。

 

弥彦行きは吉田からわずか8分の乗車時間です。

 

終点の弥彦駅に到着。

 

彌彦神社の最寄り駅で、駅舎もそれっぽい造りになっています。

 

せっかくなので参拝してきました。

弥彦駅から徒歩15分ほど。

 

 

 

弥彦駅に戻り、ワンマン編成で吉田へ。

このY編成ですが、その大部分が北陸新幹線並行在来線である

えちごトキめき鉄道に譲渡される残りのE127系で置き換えられ、

2015年3月改正で運用離脱しました。

 

吉田17:39→新潟18:37 越後線 新潟行き

N15編成ほかの6両編成。

越後線で新潟へ戻ります。

 

夏とはいえ、日が沈んできました。

 

新潟駅万代口駅舎。この視点の横には特徴的なバスターミナルが広がります。

この旅で乗る列車も残り1本。

最後に晩飯を探しに新潟の街を少しぶらり。

 

このときすでに話題になっていた

万代シティバスターミナルのカレーを求めて万代シティへと向かいましたが、

閉店間際でかなりの混雑…

 

ということで、他のB級グルメを探し歩き、

これにしました。

みかづき』のイタリアン。

スパゲティのようですが焼きそばです。面白い。うまし。

 

 

新潟駅へ戻り、撮影タイムです。

 

E127系越後線吉田行き。

新潟駅にはあまり顔を出さなくなります。

 

E653系の特急『いなほ』。この1年ほど前までは485系でした。

 

キムワイプ塗装の115系

新車E129系と長野から転入の115系によって

新潟生え抜きの115系は淘汰されていきました。

 

新潟色を纏うキハ47形による磐越西線馬下行き。

磐越西線普通列車の多くにキハ40系列が使用されていました。

 

サボが使用されていました。

 

最後に乗車する列車はこちら。

 

 

 

新潟21:00→柏崎22:32 快速『らくらくトレイン信越直江津行き

快速『くびき野』に自由席中心であるのに対して

夜間に運転される着席定員制のライナー的列車です。

 

乗車整理券は310円。この券によって着席が保証されますが、

この列車は半室設定されているグリーン席も解放され、

普通席と同額で乗車できる点が『くびき野』と異なります。

 

普通席と明らかに異なる分厚い座席。

これに差額なしで乗車できる乗り得列車です。

 

改札口目の前の1番線から発車。

夏休みでない平日はサラリーマンで混雑するのでしょう。

 

本日2回目の485系485系は新潟が最後の牙城。

もう乗ることはないのかもしれません。

快適座席での1時間半はあっという間でした。

 

定刻通り、柏崎に到着。

 

 

この日の運用を終えた115系がたくさん留置されていました。

長野からの転入車、リニューアル車などカラーバリエーションが豊富です。

 

北海道&東日本パスを使い切り、

深夜の柏崎駅前から、本当の最後の乗車は深夜バス。

 

南海高速バス 大阪行き

長旅の最後。ふだんは寝れない高速バスも爆睡。

ふだんは往路にしか使わない高速バスを復路に使いました。

朝方に家に帰るのが新鮮でした。

 

 

 

こんな長い長い旅、もう出来ないんですよね。

とても良い経験になりました。

少し前のお話なので、なつかしいなと思っていただけると幸いです。

長々とお付き合いありがとうございました。

 

 

 

まとめ

 

旅行期間 8泊9日 (うち車中3泊)

乗車した列車の本数 61本(大阪〜柏崎)

総移動距離 5505km (大阪起点・旭川電軌バス除く)

 

 

 

次回からはまた別の旅行記をUPする予定です。

お楽しみに。