【路線バス紹介】
第四弾は兵庫県西宮市内の路線！
阪神バスのマリナパーク線です。
用事はなかったのですがブログのために初乗車してきました。
わりと面白い路線なんですよ。
２０１１年２月時点での情報です。
阪神バス 西宮浜線(マリナパーク線)は、西宮市の中心部の
ここ数年で、ＪＲ西宮駅や阪急西宮北口駅を発着する便も登場してきています。
現在は日中１２分間隔で運行され、半数はJR西宮駅まで直通し、その中で
１時間に一本程度が西宮北口発着便になっています。
西宮浜へ通じる唯一の公共交通機関であるため通勤通学客などの利用が多いようで、
平日のラッシュ時間帯は３〜９分おきの高頻度で運行がされています。
ルート内に西宮浜営業所がある関係で朝や深夜には西宮浜中央発着の区間便が存在します。
それ以外には西宮浜内を起終点としない循環運転になっていて、
阪神バスにはこの手の起点があって終点のない循環系統が多く存在しています。
その中でもこの西宮浜線の運行形態は需要に応じてとても複雑になっています。
阪神バスはほんの一部の路線を除いて系統番号をつけていないのですが、
こういう時にほしいものです。
数ある運行パターンをざっと紹介。
・西宮浜の島内は、東側が産業団地で西側が住宅地マリナパークになっていて、
それら全てを廻る系統を大回り循環、
産業団地を省略してマリナパークのみを廻る系統を小回り循環と呼んでいます。
ほとんどの便は大回り循環となっています。
・そして午前の便は島内に入って西宮浜東からマリナパークへの時計回り、
午後の便は逆にマリナパークから西宮浜東への反時計回りとなっています。
・さらに、平日朝ラッシュのJR西宮駅南口発マリナパーク方面行きと、
西宮浜からのJR西宮駅南口・西宮北口行きの全便は阪神西宮駅南口を経由しません。
それらには行き先表示に直行を示す『直』の字が入ります。
そのため
『大回り 直 ＪＲ西宮駅南口』という
大回りなのか直行なのか訳のわからない表示もざらにあります。
運賃は全線均一で２１０円となっています。
以下、ようやく乗車レポート。
２月１２日 土曜日 西宮北口１４時２５分の便に乗車しました。
写真はいいのが撮れたら差し替えます…(^^;
車両は 日野 ブルーリボンシティのワンステップ
西宮浜営業所の４４０号車です。
車内の様子です。
この路線の西宮北口発着便は１０便程度しかなく、認知度が低いのか
ガラガラで西宮北口を出発。
ＪＲ西宮へ向かいますが、南ターミナルへ向かうために
この系統のみ津門稲荷町を経由する別ルートを経由します。
国道２号線に出るまでは渋滞しがちの道路を南へ。
ＪＲ西宮駅南口へは１０分程度で到着。
ここで降りる人もいれば乗る人もいて、ここで２分程度の時間調整。
１４時３７分に出発。
２号線を西へ向かい、札場筋交差点を南へ。
ここから南下するのみですが一旦それて阪神西宮南口ターミナルへ。
ここでも５分ほど停車しますが、事実上の起点はやはりここのようで、
一気に座席が埋まりました。
１４時５０分に出発。
札場筋線を一気に南下。途中の乗降はほぼなし。
西宮大橋を渡って西宮浜に入ります。
この時間は反時計周りのルートなので先にマリナパーク方面に向かいます。
右に曲がってすぐに西宮浜営業所があります。
総合処理センターを左折して西宮浜中学校をすぎると
マリナパークのエリアに入ります。
高層住宅の間を走り、そこから３つほどの停留所でほとんどの人が降り、
また人が乗ってくるようになりました。
新西宮ヨットハーバーの前を通ると、そこから先は産業エリア。
マリナパーク東以降の停留所は
西宮浜東第五〜一と順に続きます。
運送会社の拠点が主なようですが、その中を走り、
第一までだれも乗ってきませんでした。
これで西宮浜を１周し終えて西宮大橋を再び渡るころには１５時１２分。
気がつけばバスは阪神西宮南口行きになっていました。
もと来た道を戻って阪神西宮南口に着いたのは１５時２０分ごろ。
ここで全員が降ろされます。
この行程を乗り通したのはおそらく運転手さんと自分、
そして、阪神西宮から乗ってきて寝過ごしたらしいお客さん一人だけでした。
所要時間をまとめると
西宮北口からマリナパーク 約４０分
ＪＲ西宮からマリナパーク 約２５分
阪神西宮からマリナパーク 約１５分
ということです。
西宮北口からは、時間調整を省けば１０分ほど縮まる気がします…
かなりの長文になってしまいましたが＞＜
このコーナー、次回もお楽しみに。
西宮市内の路線(名塩・山口地域を除く)は、
乗りに行かなくても紹介できる路線もありますので…
