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各駅停車の行先は… 鉄道旅行記中心のブログです。

支線のニューフェイスたち。

ブログの更新が滞っていた間に、次々と支線に新顔が登場していました。

それだけ淘汰された車両が多いという意味にもなりますが…

 

箕面、今津北、伊丹線の順に、見ていきましょー。

 

 

箕面線】2015年6月〜

昨年春のダイヤ改正で増結運用が4仕業削減された宝塚線ですが、よりにもよって8040型(8040+8041)がペアで箕面線運用を始めました。

少し前のことですが記事にしていませんでしたね。

VVVF車が支線を走る時代になりました。

ただ、ハイスペックな走行性能が短距離かつ地味に登坂路線である箕面線に合わないのか、

箕面線レギュラー化以降、離脱もしばしば…

ほんとうにここに居つくの?と思いながらすでに1年以上経過しています。

ちゃんと極太の車内案内装置も稼働しています。

この編成の入線で3060×4Rが休車に。しかし、2016年3月から6月の8040F長期離脱の際には復帰していました。その時までは…

 

箕面線】2016年6月〜

それまで箕面線予備の位置付けであった5132×8Rが分割され、箕面線レギュラー運用を開始しました。写真は車両交換中の5134×4R。

予備編成のころは携帯電話電源オフ車両の関係などで5134×4Rが多く起用されていました。

2010年ごろ撮影。

5132×4R。転用に合わせ、中間車にCPが設置されました。

この編成の転用で、ポスト箕面線予備はどうなったのでしょうか(6014Fあたりかな)

5100系入線によって、箕面線の3000系3編成は運用を離脱しました。

5年に満たないショートリリーフでしたが、末期は前照灯をLED化されて活躍していました。

 

今津北線】2016年5月〜

この路線にも予想外な展開が。

この光景は違和感の塊。

5000系の更新プロトタイプの5010Fが今津北線に転用されました。

大規模リニューアルから15年。その月日にまず驚きです。

転用にあたって5100系T車が抜かれ、オール純5000系の編成となりました。

この編成の入線によって、古参3100系今津北線を退くことに。

次いで検査入場した5004Fも短編成化されて今津北線に入線。

3100系はこの路線から姿を消しました。

本線でこれまで元気な高速走行を見てきただけに、この展開は予想外でした。

次に入場した5008Fは8両で出場するなど、5000系全数が支線落ちするということはなさそうで、今後に注目です。3100系を落として一度区切り、といったところでしょうか。

 

伊丹線】2016年7月〜

伊丹線に1編成残る3100系を置き換えるべく登場したのが…

3月改正で余剰となっていた増結車7000系のブツ4編成でした。

7034Fと7035Fの固定4両編成。7030番台の日中運用はかなり久々のものと思われます。

代走を除き、伊丹線レギュラー編成初のワンハンドル車ともなりました。

連結面。転用にあたって4両編成の両先頭車の密着自動連結器が撤去、扉に点字の号車案内シールが貼られていることから、当面この組成で運用されるものと思います。

ワンハンドル車ということで行先・種別セパレートの幕も新鮮ですね。

 

ダイヤ改正記事でピックアップした両M編成(6016,7005,7016)は増結運用に入り続けており、正雀に余剰T車も転がっている中でのこの組成の登場には驚きました。

しかし裏を返せば4連3000系については置き換える準備がほぼ出来ているといっても過言ではないでしょう。

これからも阪急の車両の動きを見守ってゆきます。