Local bound for…

各駅停車の行先は… 鉄道旅行記中心のブログです。

青梅線・五日市線の旅【新潟・福島・山形の旅2019①】

こちらも少し前、2019年夏、3泊4日の旅行記です。

 

手始めに初日は、当時まだ未乗だった西東京方面のJR線を巡ります。

真夏のアドベンチャーラインへ。

 

 

2019年8月17日(土)

 

大阪から、夜行バス『プレミアムドリーム号』で東京駅に着きました。

ほぼお盆休み只中であり、やはり渋滞等の影響で30分ほど遅れて到着。

 

2019年8月時点での東京周辺乗りつぶしマップ。(乗りつぶしオンライン様により生成)

この日はこれから青線区間青梅線五日市線武蔵野線一部区間に乗車します。

 

 

東京 8時11分 → 国分寺 8時45分 中央快速線 中央特快 高尾行き

国分寺 8時47分 → 西国分寺 8時49分 中央快速線 快速 青梅行き

 

休日おでかけパスを購入し、東京駅から中央快速線で西国分寺へ。

 

 

西国分寺 8時53分 → 府中本町 8時59分 武蔵野線 普通 府中本町行き

 

武蔵野線に乗り換え、未乗区間を府中本町へ。

 

 

武蔵野線では205系が最後の活躍を見せていました。(府中本町駅で撮影)

乗車したのは確かE231系だったように思います。

 

 

府中本町駅南武線に乗り換えて立川へ。

 

 

 

府中本町 9時04分 → 立川 9時16分 南武線 普通 立川行き

 

府中本町からは12分で立川に到着。

中央線・南武線青梅線多摩都市モノレールが乗り入れるターミナル駅

 

ここで中央線より分かれる青梅線、さらに拝島から分かれる五日市線

乗車していきます。

 

 

立川 9時24分 → 拝島 9時36分 青梅線 普通 青梅行き

拝島 9時46分 → 武蔵五日市 10時03分 五日市線 普通 武蔵五日市行き

 

始めに五日市線方面へ。

青梅線五日市線では中央快速線と帯が同じオレンジのE233系が使用されています。

 

 

五日市線 路線データ

五日市線は、東京都昭島市拝島駅から、同あきる野市武蔵五日市駅まで

11.1kmを結ぶ路線。

全線が単線で、日中は30分間隔で運転。電車は6両編成。

朝夕の通勤時間帯には、青梅線に入り立川まで直通する列車がある一方、

中央快速線から東京へ直通する列車は2023年3月ダイヤ改正で全廃となっています。

 

 

 

立川から40分ほどで、五日市線終点の武蔵五日市駅に到着。

ステンドグラスが素敵な高架駅。

 

武蔵五日市駅全景。

秋川渓谷方面への観光拠点となっています。

 

 

駅からほど近いところに秋川が流れていて、

河川敷にはバーベキューができる公園があります。

休日は賑わいそう。駅前にはつり具屋さんもあって、

秋川さまさまといった感じです。

 

 

暑いのであまり遠くへ行かず駅に戻ってきました。

 

 

拝島方を見ます。

五日市線が山に沿うのは、最後の一駅間のみで、

沿線に住宅・田畑が混在しています。

 

 

武蔵五日市 10時32分 → 武蔵引田 10時38分 五日市線 普通 拝島行き

 

列車内から南方の山々を望みます。

この山のずっと向こうを中央本線が走っているのでしょうか。

東京都といえど山梨県境に近い西側は深い山の中です。

 

 

事前調べなしに、往路で一番緑の多かった駅でふらっと降りてみました。

 

一面しかないホームから南を向くとこんな感じ。

畑が広がっています。

見えている観覧車は遊園地『東京サマーランド』のもののようです。

 

武蔵五日市から2駅6分。武蔵引田駅

 

 

どうやら農園のようで、駅南側には様々な植物・野菜が育てられていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここが東京か疑いたくなるほど、のどかな場所でした。

テキトーに歩いているだけで癒やされます。

 

 

 

 

 

 

五日市線は単線のまっすぐな線路。

 

 

駅に戻ってきました。

 

五日市線は財閥が開業した私鉄が戦時買収によって国有化された路線で、

細かく駅が設けられています。

青梅線と合わせて駅巡りも楽しそうです。

 

30分後に来た列車で武蔵引田駅をあとにします。

 

 

 

武蔵引田 11時08分 → 拝島 11時19分 五日市線 普通 拝島行き

拝島 11時27分 → 青梅 11時45分 青梅線 普通 青梅行き

青梅 11時46分 → 奥多摩 12時22分 青梅線 普通 奥多摩行き

 

青梅線青梅駅で系統が別れていて、青梅駅で乗り継ぎ。

青梅駅より先は4両編成となります。

 

 

青梅線 路線データ

青梅線立川駅から奥多摩駅まで37.2kmを結ぶ路線。

途中の青梅までは東京方面への通勤路線として、日中でも10両編成の直通列車が設定されている一方、青梅より先、奥多摩までは山間部を走行する近郊・観光路線となっています。

昼間の運転本数は青梅までが毎時5本程度(10両編成)。

青梅以遠が平日45分間隔、土休日30分間隔(4両編成)となっています。

2019年から平日のみ、東京~青梅間で

ライナーから格上げされた通勤需要の特急列車『おうめ』が運転されています。

青梅~奥多摩間には東京アドベンチャーラインという愛称が付けられています。

 

 

3本の列車を乗り継いで、終着の奥多摩駅に到着しました。

青梅線で対向するどの列車もそこそこ混んでいて、3分ほど遅れて到着しました。

 

 

奥多摩駅。ロッジ(山小屋)風の駅舎となっていて、2階にはカフェが入っています。

 

奥多摩へ来ると、キャンプやハイキング、川遊びなどをすることができます。

地元観光協会が各種目的に沿ったガイドマップを作ってくれていますよ。

 

 

奥多摩駅入口交差点。駅は国道411号線(青梅街道)より少し外れた位置にあります。

 

青梅街道を西へ10分ほど歩き、南氷川橋という橋に差し掛かります。

多摩川を渡った対岸に、多摩川沿いに遊歩道が整備されています。

 

多摩川を渡ります。緑深いですねぇ。

 

遊歩道入口。

奥多摩ふれあい森林浴コース、と書いてあります。

 

遊歩道、といっても普通に山道。

時期によっては気をつけないといけないかもです。

 

竹が倒れかかっています。

 

多摩川に架けられた吊り橋、登計橋。

 

川遊びをしている人たちが見えます。

 

神社があります。奥氷川神社

 

多摩川の支流、日原川に架かる吊り橋、氷川小橋。

 

日原川はまもなく多摩川に合流します。

上に架かる橋は国道の昭和橋。

赤い色が映えますねぇ。

 

 

およそ40分、川沿いをプチハイキングしましたが、

これだけで汗だくに。疲れました…

 

 

というか、もう少し歩けば

山中を石灰を運ぶ無人ロッコがすーっと走って行く光景が話題の奥多摩工業まで

充分に行けたのに、当時の自分の頭にはありませんでした。

めちゃくちゃ悔やんでおります…

また奥多摩に行く機会があれば絶対に行こ。

 

 

奥多摩 14時05分 → 青梅 14時43分 青梅線 普通 青梅行き

青梅 14時50分 → 立川 15時24分 青梅線 快速 東京行き

 

青梅線で来た道を戻っていきます。

 

 

立川駅で少し遅めの昼ごはんを調達。

東京、各駅がデカすぎて(施設が充実しすぎていて)、関西民は毎度困惑します。

 

 

細かい乗り継ぎで乗車列車は省略しますが、

中央線で新宿に戻り、埼京線で大宮へ向かいます。

 

大宮 17時06分 → 越後湯沢 18時00分 上越新幹線 とき333号 新潟行き

 

今回の旅行のメインはタイトルにもある通り、新潟県南東北

東京周辺乗り鉄はここまでにして、新幹線で一気に首都圏脱出です。

 

 

夕方の関東を駆け抜けます。

休日おでかけパス、本庄早稲田駅まで乗車券が有効で、

ややこしい切符の買い方をしたら自動改札を通れませんでした。

 

初乗車となる区間は高崎まで。

高崎からは上越国境を抜ける山岳区間を駆け抜けます。

 

新幹線、速すぎ。

大宮から1時間かからず越後湯沢に到着しました。

現在は既に上越新幹線から撤退しているE2系でした。

 

 

温泉・旅館街が広がる越後湯沢駅北側。

 

南側は商店街となっています。

 

 

この日の移動はこれまで。

駅ビルでソースカツ丼を食べて宿へ向かいました。

 

 

 

さて、次の日は新潟・福島両県に跨がる長大ローカル線、只見線に乗車します。

只見~会津川口間が不通、バスで代行輸送を行っていた時代のお話です。

お楽しみに。