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各駅停車の行先は… 鉄道旅行記中心のブログです。

北東パスで行く東日本・北海道紀行【2014年8月】⑩

北海道&東日本パスで行く

学生時代の北海道・東北大旅行の7日目。

 

急行『はまなす』で青森駅に到着したところから始めます。

 

 

 

 

「着いたぞーーー。」

 

 

やってしまいました。

 

この旅2度目の、起きたら終点。

 

 

他のお客さんが降りがけに声をかけてくれたようです。

旅ももう1週間。疲れていたのか完全に爆睡しておりました。

 

 

朝5時半過ぎの青森駅

 

長い編成からホームに人が吐き出されます。

大きい荷物を持った人が多く、旅行者の利用が多いのがうかがえます。

青森駅はこうでなくては。

 

函館から牽引してきた電気機関車ED79が切り離されます。

 

編成の後ろ寄りは寝台客車。

青い森鉄道と並びます。

 

青森運転所へはDE10がエスコート。

連結作業が行われ、客車は引き上げていきました。

 

 

さて、この日は往路と異なるルートで乗りつぶしを兼ねてジグザグと

行けるところまで列車を乗り継いでゆきます。

北海道の北見までは出発前に宿をとっていましたが、

この日は宿泊地は未定です。ルートは決めています。

なお、最終日は逆に着地を決め、ルートを決めていません。

 

 

まずは奥羽本線で南下します。

 

青森6時ちょうどの普通列車に乗車し、弘前で乗り継ぎ。

 

 

大館に着きました。

 

何やら不穏な案内が。

秋田県内の大雨の影響で奥羽本線に遅れが。

さらに、この時点ではわかりませんでしたが、

これから乗る花輪線にも遅れが発生。

 

典型的な民衆駅舎の大館駅

 

駅前に発着する秋北バス

 

大館には1時間半ほど滞在し、花輪線は27分遅れの9時5分に出発。

盛岡までは所定3時間近くかかりますが、進行方向の変わる鹿角花輪駅など

ダイヤに余裕はあるらしく、盛岡には3分ほどの遅れで到着しました。

 

盛岡駅IGRいわて銀河鉄道のホームに到着。

 

盛岡駅の面白いところはJRとIGRの改札が分けられているところ。

改札内での乗り換えができないようになっているのです。

改札口で好摩から盛岡までの運賃を精算します。

 

 

50分ほど乗り継ぎ時間があったので駅の外に出てみました。

 

駅前に発着する岩手県交通バスは国際興業カラー。

いすゞ大国のようでキュービックやジャーニーKがいっぱい来ました。

 

盛岡12:33→北上13:21 東北本線 北上行き

東北本線で北上へ。

 

北上13:40→横手14:55 北上線 横手行き

北上駅の切り欠きホームから出る北上線はキハ100での運転。

山越え路線でありながらもスピーディーな路線で、錦秋湖など景色も良い路線。

 

 

横手15:01→新庄16:25 奥羽本線 新庄行き

横手ですぐの連絡で奥羽本線に乗車。慌ただしく写真がありません。

そして…

 

 

 

旅の二日目に陸羽東線陸羽西線の乗り継ぎで通った新庄に戻ってきました。

今度は時間があるため駅前を散策。

 

謎にたくさん並ぶベンチ。

 

駅前に広い公園が整備されています。

 

 

山形新幹線

塗装、ぜったいこっちのままが良かったと思うのは私だけでしょうか。

 

新庄17:22→山形18:36 奥羽本線 山形行き

新庄から先の奥羽本線ミニ新幹線区間標準軌

専用の車両で運行されています。

 

2両でやってきましたが夕方の時間帯であり

車庫からもう2両を増結して運行します。

 

1日はあっという間で、もう日が暮れてきます。

 

山形駅で晩ごはん。有名なそば店『三津屋』で。

 

どんどん進みます。

山形19:50→米沢20:38 奥羽本線 米沢行き

山形以南は719系の割合が増えてきます。

長距離移動にうれしいクロスシート

 

米沢20:40→福島21:25 奥羽本線 福島行き

当初の予定では米沢くらいで区切ろうと思ってましたが、

最終日、個人的にアツイ新潟エリアの滞在時間を増やすためさらに先へ。

若かったんだと思います。

 

板谷駅。 米沢から福島は峠越えのかつての難所区間

大沢・峠・板谷と3駅連続スイッチバックがありました。

豪雪地帯でもあるため駅がシェルターに覆われています。

駅間はもう真っ暗で何も見えないんですけどね。

 

福島21:29→郡山22:16 東北本線 郡山行き

スマホから宿を予約しこの日は郡山までと決めました。

最後が701…

 

闇夜の東北本線を駆け抜け、郡山に到着。

 

青森から16時間、10本の列車を乗り継ぎました。

もうできませんね、こんなこと。

 

いよいよ次の日、8日目が旅程の最終日。

磐越西線経由で新潟へ出て、新潟エリアをぐるぐるします。

最終日も盛りだくさんのため前後編に分けてお届けします。

お楽しみに。