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各駅停車の行先は… 鉄道旅行記中心のブログです。

長野電鉄と飯山線の旅【信越・会津の旅2023②】

JR東日本の週末パスなどを利用し長野・新潟・福島県辺りを行く旅。

予定より早く長野に到着したため、長野電鉄線に少し乗車。

それからJR飯山線に乗車し新潟県へ向かいます。

 

 

2023年10月21日 (土)

 

長野電鉄の旅

長野駅に到着しました。

飯山線の列車まで時間があるので、週末パスでも乗車できる長野電鉄に少し乗車します。

 

 

何も考えずに長野電鉄長野駅へ。

改札前で野菜とか売ってるのがすごい。

 

この日は小学生は無料だったようです。

ちょうどいい時間に特急列車があるのを確認し、改札の中へ。

 

 

小田急×東急。不思議な並びが長野では見られます。

先走りの普通列車に乗車。

 

 

着いたのは二駅となり、地下駅の権堂駅

 

地元でいうと神戸高速鉄道の駅にもよく似たレトロで雰囲気のある地下駅です。

 

 

 



 

 

自社高速バスの広告。洗面台があります。

 

使われていない謎通路があります。

 

地下駅に元地下鉄の車両(東京メトロ03系)が到着。

 

時刻表。思っているより多く列車はやってきます。

 

権堂 13時10分 → 小布施 13時40分 長野電鉄長野線 S特急ゆけむりのんびり 湯田中行き

 

ロマンスカーHiSEが到着。

この『特急ゆけむりのんびり号』は特に急がない特急で、徐行運転で走りながら沿線の観光案内を楽しめる特急列車です。

このロマンスカーHiSEは2006年より長野電鉄で活躍しています。

 

 

しばらく地下を走行します。

 

地下から地上へ。

 

北陸新幹線しなの鉄道と交差。

新幹線の下・在来線の上を通る形となり、珍しい交差の形であると紹介されます。

 

運転速度はゆっくりながら駅はどんどん通過していきます。

 

 

千曲川の土手に向かって右カーブしながら上っていきます。

 

千曲川を渡る村山橋に差し掛かります。

鉄道・道路併用橋となっています。

 

千曲川の眺め。

この村山橋の解説がなされた後、撮影タイムですといわんばかりに

単線の橋梁上で豪快にも数分間停車します。

 

橋梁上で停止中。

天井に見える蓋が乗務員室への入口なんですよね。

 

HiSEの車内は、展望室以外の客室がハイデッカー構造となっています。

 

昭和の終わりのインテリア。

しかし決して古くさくはありません。

 

登場一年後、鉄道友の会よりブルーリボン賞を受賞しています。

 

車庫のある須坂駅。

運用を終了した3500系の姿があります。

 

沿線に果樹園の多いエリアを走行します。

 

乗車時間30分。 小布施駅に到着しました。

 

ここでは20分ほど停車時間があり、ホームでは物販も行われていました。

乗車はここまでにし、折り返すことにしました。

 

小布施駅

観光客が多かった印象です。

 

長野行き普通が到着。

 

HiSEは連接構造。連結面が特徴的です。

検査明けなのか台車や車体がピカピカできれいです。

 

湯田中へ出発していきました。

 

小布施駅には『ながでん電車の広場』として、HiSEや253系が導入される以前の

特急車両、2000系が保存されています。

有効な乗車券・入場券があれば見学ができたようです。

近くまで行けばよかった~。

 

小布施 14時12分 → 長野 14時38分 長野電鉄長野線 A特急スノーモンキー 長野行き

 

帰りの列車も特急列車。

JR東日本253系成田エクスプレスを使用。

この列車が結構混雑していまして、

知らない間に一部指定席化がされていましたがその需要が頷けるほど。

残念ながらデッキに立ったまま長野駅へと戻りました。

 

 

 

 

長野駅しなの鉄道の新型車両SR1系が停車していました。

JR東日本E129系をベースとしていて、一般用の200番台、ライナー用の100番台と仕様を分けて導入されています。

既存の115系を順次置き換えています。

 

 

JR飯山線の旅

続いては飯山線に乗車します。

 

長野 15時04分 → 越後川口 18時03分 飯山線 普通 越後川口行き

 

キハ110系の2両編成。

約3時間の長時間乗車となります。

 

 

飯山線 路線データ

飯山線は、しなの鉄道北しなの線豊野駅から戸狩野沢温泉・津南・十日町を経て

上越線越後川口駅まで96.7kmを結ぶ単線非電化のローカル線。

ほぼ全線にわたって千曲川信濃川に平行。沿線は有数の豪雪地帯です。

しなの鉄道北しなの線と直通運転を行い、運行上の起点は長野駅となっています。

新潟県側では上越線に乗り入れ長岡発着の列車が朝に2往復存在します。

長野県側が運転本数が多く、1~2時間に1本の運転で、戸狩野沢温泉駅を境に本数が半減します。

基本的に普通列車のみの運行ですが、休日を中心に専用車両を用いる臨時快速列車『おいこっと』が長野~十日町で運行されています。

 

 

3駅先の豊野駅で、しなの鉄道北しなの線からJR飯山線に入ります。

豊野~飯山間は飯山鉄道として1921年に開業した飯山線の中でも古い区間で、

千曲川の谷の上を急カーブを繰り返しながら進んでいく区間

しかし長野に近いだけあって意外にも各駅で乗降はあるようでした。

 

長野から45分で飯山に到着。北陸新幹線と接続します。

新幹線は長野から一度飯山に立ち寄ってから北陸方面へ向かいますが、

並行在来線の関係にあたらないことから飯山線の三セク化はされていません。

 

飯山で一気に車内が空きました。

 

 

千曲川沿いに開けた平地を走行。虹を観測しました。

 

 

飯山から11分ほどで戸狩野沢温泉に到着。

野沢温泉への実質的アクセス駅の役割は新幹線も停まる飯山駅に役目を譲っているようです。

半数程度の列車が折り返す駅で、この列車も8分間停車の間に後部1両を切り離し。

ここから先は単行での運転になります。

 

 

再び虹が見えました。

 

千曲川沿いに走行します。

集落ごとに駅があるような感じです。

 

晴れていれば絶景なんだろうな。

 

駅舎の大きな桑名川駅

除雪や保線作業員の休憩所を兼ねているそう。

 

日本最高積雪地点(7.85m)の標識が建つ森宮野原駅。長野から1時間50分。

この駅までが長野県。日が落ちてきました。

 

車窓を撮るのが厳しくなってきました。

約2時間30分で十日町駅に到着。

北越急行ほくほく線との乗り換え駅で、乗客の入れ替わりがありました。

飯山線十日町→飯山間は以前に乗車をしています。

こちらの記事を参照ください。

jetstream7006.hatenablog.com

 

終着の越後川口に到着。

週末を中心に運行される観光列車『超乃Shu*Kura』が、運転日の半分ほどで十日町駅まで乗り入れています。(週によって運行ルートが異なるため)

 

3時間乗車したキハ110。

暗闇の越後川口駅はめちゃめちゃ寒かったです。

 

 

越後川口 18時12分 → 長岡 18時36分 上越線 普通 長岡行き

 

上越線に乗り換え、今宵の宿がある長岡へ向かいました。

 

 

2日目の予告。

上越線の有名なモグラ駅である土合駅へ。

そのあとは2022年10月に全線で運行を再開した只見線にリベンジ乗車します。

お楽しみに。