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各駅停車の行先は… 鉄道旅行記中心のブログです。

奈良交通 押熊線

【路線バス紹介】

お待たせしました

第六弾は、関西随一の有名狭隘路線!

 

奈良交通の押熊線をご紹介。

一年前になりますが、取材する気たっぷりだったので

写真も多めですよ!

 

 

奈良交通押熊線は、奈良市近鉄大和西大寺駅から北進し、

県道52号の旧道に入り、秋篠寺の門前を経由、押熊に向かう路線です。

 

経路のほとんどが狭隘な1車線道路であるにも関わらず、

利用の多い路線であるために車両は大型短尺のものが使用され、

日中は全線通しの72系統が20分間隔で、

平日の朝は9分間隔で運行され、

西大寺行きのみ、途中の平城中山から続行便(74系統)も出ます。

ルートには誘導員が配置されて、

乗務員との無線のやりとりでスムーズな運行がされています。

運賃は区間制で、押熊から西大寺駅までは260円。

押熊行きは後ろ乗り前降りの後払い、

西大寺行きは前乗り後ろ降りの申告先払い方式になっています。

 

 

それでは、乗車レポートとルート解説です。

取材は2010年7月11日。

出オチですか?

押熊を去っていくバス。

この道ももちろん一方通行ではない道路です。

これは誘導員が欠かせません。

押熊停留所。バスの転回所があるだけです。

ここに到着するバスは一度切り返してこの位置につきます。

周辺地図。

歩いていける範囲にすぐ大通りがあります。

時刻表です。本数は多いです。

一応待合所もあります。

 

ここから12時10分発のバスに乗ります。

行きと支払い方式の違いに大きくとまどいつつ乗車。

車内の様子。(西大寺駅にて)

大型短尺ツーステップのいすゞキュービック。

カーテンがついてて豪華です。

すぐに一車線道路。

誘導員が広めの場所で対向車を止めているため、

狭い区間でもバスは飛ばしていきます。

平城中山南口付近ですれ違い。

バス同士のすれ違い場所はさすがに決められているようで、

たとえ対向が遅れていようとだいたい待ちます。

北秋篠付近で直角カーブ。

停留所ごとにお客さんを拾っていきます。

必死の誘導員さん。お疲れ様です。

誘導員さんの居ないところでも、対向車はバスを見つけるや否や、

脇道に飛び込んでいきます。

『住民もプロ』というやつです。

おそらく路線の中で最も狭い秋篠寺付近。

運転手さんのハンドル捌きは神業です。

運転技術に圧倒されながら、

15分ほどで西大寺駅に到着。

 

短い路線ですが、魅力はたっぷりです。

この8月、再訪しようとして失敗しましたw

 

このコーナー、次回もお楽しみに。