【路線バス紹介】
半年以上放置してましたね、このコーナー(^^;
第五弾は兵庫県芦屋市と西宮市に跨る阪急バスの路線。
芦屋市内線13系統のご紹介。
2011年8月現在の情報です。
阪急バス芦屋市内線13系統は、
西宮市の阪急夙川から、苦楽園・六麓荘と高級住宅街を通り抜け、
JR・阪急・阪神の芦屋各駅を経由して芦屋浜のシーサイドタウンへ向かい、芦屋浜営業所前へと至る路線です。
日中は1時間間隔での運行で、ラッシュ時でも毎時2本の運行となっていますが、途中のどの区間でも、区間便とは言いがたいですが並行する路線が存在するので、バスの本数は少なくないです。
というのも、この系統は芦屋市内線に属しているものの、西宮市まで乗り入れるロングラン路線なのです。また、路線の経路は全体的に大回りとなっています。
市をまたぐ路線ですが、運賃は全線均一で210円です。
以下は乗車レポートを交えながら。
5月のとある平日に乗車しました。
阪急夙川13時35分発 芦屋浜営業所前行き
日産ディーゼルのスペースランナーJP(ワンステ)
西工車体・中型ロングの芦屋浜営業所の453号車です。
芦屋浜営業所で最大勢力を誇る車種。
ノンステップ車充当便は時刻表にN印が付いています。
苦楽園停留所を過ぎたあたりの車内の様子です。
この車は横幅の狭い中型ですが、大型車も同程度運用に入ります。
阪急夙川発車時点でほぼ満席。
本数が少ない分、ダイヤが認知されているのでは。
越木岩筋を苦楽園口まで北上。
阪急甲陽線の駅から離れていますが、苦楽園口からも乗車。
左に曲がって西へ。ずっとゆるい上り坂です。
樋之池公園前で初めて下車があり、その先は苦楽園ゾーン。
阪急夙川から苦楽園方面は『4系統 苦楽園(循環)』も運行され、
日中は合わせて毎時2本が確保されています。
急勾配を登って、13時47分ごろ苦楽園に到着。
まとまった下車がありました。
高級住宅街の細い道を、急カーブ・急勾配で下っていきます。
市境を超え、芦屋市六麓荘町へ。
八十塚橋付近ではジェットコースター気分が味わえます(笑)
岩々平(いわがひら)でようやく少し広い道に出て、道なりに芦屋方面へ。
夙川からの4系統は、反対方向の老松町方面へと戻っていきます。
また、芦屋浜方面から苦楽園方面へは『15系統 苦楽園(循環)』が運行され、日中、合わせて毎時3本が確保されています。
詳しい運転経路は公式の路線図を参照願います。
JR芦屋には、阪急夙川から25分で到着します。
ほとんどのお客さんが入れ替わりました。
ここから先(正確には手前の水道橋から)は、芦屋市内線のほとんどの路線が集合する重複区間で、頻発区間となっています。
南に向かう系統なのに、阪急芦屋川を経由するためにいったん北上。
開森橋まで上り、下って14時06分に到着。
3分ほど時間調整をしました。
ちなみに、13系統の平日・土曜夕方の一部は、阪急芦屋川を経由せずに阪神芦屋へ向かう11系統として運行されています。
芦屋川沿いを下って一気に阪神芦屋へ。
テニスコートを過ぎるといよいよ芦屋浜の住宅地。
最短距離ではなく、大きな団地のある潮見町・若葉町を経由して、
団地の真ん中にある芦屋浜営業所前、終点に着いたのは14時25分。
乗り通せば50分の乗車となりました。
この路線、芦屋浜からの直通需要は少なそうですが、芦屋市中心部から苦楽園・夙川方面への足としての役割は持っているらしく、
平日朝・晩には阪急芦屋川止め、平日夕方は阪急芦屋川始発になります。
平日の夕方、芦屋浜からの13系統は2時間40分近く開きます(笑)
まあ、他の系統で芦屋川に行けば、電車がありますから
※所要時間まとめ
阪急夙川〜苦楽園…………12分
阪急夙川〜JR芦屋…………25分
苦楽園〜JR芦屋……………13分
苦楽園〜阪急芦屋川………19分
苦楽園〜阪神芦屋……………約25分
苦楽園〜芦屋浜営業所前……約35分
阪急夙川〜芦屋浜営業所前…約50分
※つい最近、みなと観光というバス会社が山手幹線に路線を開設し、
夙川グリーンタウンから芦屋、岡本を経て六甲アイランドを結んでいます。
これは新たな猛威となっているのでしょうか?(しかも短時間・高頻度)
近々、調査しようと計画中。
相変わらずの長文となってしまいましたが
路線バス紹介のコーナー、次回もお楽しみに。
間が空いたのでストックはあります!