2012年8月、学生時代の四国一周旅行記。二日目の様子をお届けします。
前日は夜行フェリー利用から深夜まで移動し疲れ切ったため、
この日は少しゆっくりめの起動です。
天気が下り坂なのが心配ですが…
列車まで時間があるため宇和島を少し散策。
ガス灯が設置されているレトロな穂積橋。
橋からの景色。
宇和島城へ登ります。
1601年、藤堂高虎によって築かれました。
駅へ戻って列車の旅再開です。
宇和島 11:32→窪川 13:51 普通 清流しまんと2号
お昼からまた雨が強くなってきました。
この『清流しまんと2号』はキハ54にトロッコ車両を連結した列車。
写真のようにうしろにトロッコを連結しています。
座席指定券を買うと途中、四万十川のよく見える十川~土佐大正間で
トロッコ車両に乗車することができます。
…ですが、この天気なので座席指定券も買わず、開放もされていなかったように思います。
清流、四万十川も濁流に。
この地域で見られる沈下橋も見事に川の下に隠れてしまっています。
誰がハゲやねん。
珍駅名、半家駅近くには沈下橋が数カ所あり、
天気が良ければ下車して周辺探索を考えていました。
しかしこの天気なので散策は中止。
終点の窪川まで乗り通します。
予土線は江川崎駅を境に建設時期が異なります。
先日紹介した三江線のように川に沿う路線で、
宇和島~江川崎は軽便鉄道を出自とする地形に忠実な路線であるのに対し、
江川崎~若井は後年、日本鉄道建設公団が建設した路線で、
鉄橋・トンネルを駆使した高速運転のできる路線となっています。
予土線としては終着駅となる若井駅。
一駅間、JR線ではないため、窪川まで200円を支払う必要があります。
終着の窪川に到着。
消化不良となった予土線の旅。後年、リベンジすることになります。
窪川の駅舎。乗り継ぎ時間が1時間ほどあります。
ホームに戻るとトロッコの入れ替えをしていたので観察します。
見れば見るほど貨車ですね。キハ54が機関車の役割で、機回し作業中です。
解放した後高知方に移動し、駅を通過して若井方に移動している段階です。
連結作業。
連結完了。 トロッコの方はトラ45000と書いてあります。
押し込んで乗車位置に移動。
折り返しに備えます。
天気は相変わらず。
雨の中を疾走します。
安和駅付近の太平洋。
晴れていれば絶景なのですが(^_^;)
窪川から約2時間半。高知に到着。
乗ってきた列車は土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の列車を連結し、
後免まで多層建て列車となり走ります。
高知駅。この日は移動するだけとなってしまいました。
高知に来る度お参りしたくなる高知で有名三銃士の像。
翌日は列車の旅はお休み。(土佐電には乗ります)
リョーマの休日ならぬ、高知を満喫する一日とします。
続きは次回。お楽しみに。