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各駅停車の行先は… 鉄道旅行記中心のブログです。

【2012年8月】青春18きっぷで四国一周旅行①


こんばんは。takapureです。

自分が青春18きっぷデビューしたのが高校を卒業した春休みの2011年春。

それから一年後、大学二年生の夏。

友人と二人で出かけた青春18きっぷでの四国一周旅行を今頃公開します。

約10年前の旅行記となるのでもはや懐かしいレベル。

それではしばらくお付き合いください。

 

 

旅行0日目。深夜の神戸港

旅は夜行のフェリーからスタートします。

『ジャンボフェリー』。神戸港高松港を結ぶフェリーです。

お金がない学生。当時は夜行便でも学生料金で1650円

深夜1時に出港して朝5時に着くという時間の便利さもあって使いました。

 

こんぴら2 と書かれたフェリーに乗船します。

席を取っていない=雑魚寝なので乗船手続きも簡単。すぐに乗り込めます。

 

フェリー内3階。自由席の座敷にスペースを確保できました。

座席もありますが、夜行便では寝転びたいですよね。

 

出港したら甲板へ。神戸大橋が見えて綺麗です。

神戸から明石あたりまでは比較的陸に近い位置を航行するため、

夜景を見る感覚でずっと甲板にいました。

 

出港して45分くらいで明石海峡大橋の下をくぐります。

時間が時間なだけにライトアップは消灯されていました。

 

さて、寝る時間がなくなるので船室に戻ります。

フェリーなので小さくもアミューズメントコーナーや色々な自販機、うどんコーナーなどいろいろ施設もありましたが、寝るだけにします。

 

朝5時過ぎを指す時計。

4時半頃、ジャンボフェリーのテーマソング『二人を結ぶジャンボフェリー』

大音量で流れ、たたき起こされます。

 

船内が思っていたより空いていたので少し余裕をこいて下船。

高松港から高松駅まで無料のシャトルバスで送迎してもらえるのですが、

シャトルバスの一台目に乗り損ねてしまいました。

 

バスは1台しかないため、帰ってくるまで待たないといけません。

…が、友人が下した決断は「歩こう。」でした。

 

ジャンボフェリーの乗り場からJR高松駅までは3.8km離れています。

遠いのは知っていたのですが、歩きました。

綺麗な夜明けを見ながらゆっくり駅まで向かいました。

 

朝6時。40分ほど歩いてJR高松駅に到着。

ここから列車の旅が始まります。

18きっぷに判をもらって入場です。

 

『たかまつえきちゃん』はまだ登場していませんでしたが、

この頃すでにさぬき高松うどん駅を名乗っていました。

 

予讃線から松山→高知→…の順に一周していきます。

記念すべき最初の列車は121系のワンマン改造編成による伊予西条行き。

121系の中でも2本しかいないレア編成に当たりました。

(そもそも121系電車が過去帳入りしていますね…)

 

乗ったときは何とも思わなかったのですが、121系の原型編成はボックスのセミクロスシートですが、その半分がロングシートに交換されています。

1000形気動車と同じような座席配置ですね。

 

1時間ほどで海岸寺駅に到着。途中下車して海を見に行きます。

 

「18番、かいがんじぃ~~!」

※カメラの前で面白いポーズはとっていません。

 

海が見えるポイントに到着。清々しいほどの青。

 

西側を見ます。本当はこの先にある予讃線の有名撮影地に行きたかったのですが、

よく見ると写ってますね(道路が線路を越すあたり)。

もうちょっと西へ行けばよかったのですが朝の徒歩移動がこたえたか。

 

東を見ると工業地帯が見えます。

まだ朝の7時台。気持ちいいね。

 

ひととき、写真を撮ってから駅に戻りました。

 

 

まだ朝ごはんを食べていませんでした。

3駅戻って丸亀へ。

 

朝からうどんが食べられるなんてさすが香川県

『つづみ』さんでの一杯。うまい。

 

丸亀城が見えました。

城があれば立ち寄ってみたくなるものです。

 

丸亀駅。お散歩しながら戻ってきました。

丸亀駅は2面2線の高架駅です。

今日はひたすら普通列車の旅。

琴平行きの普通列車に乗車し、多度津伊予西条行きに乗り換え。

 

予讃線の電車といえばこの7000系電車。

高松口では121系や6000系、当時は113系も走っていましたが

1両ワンマン運転に対応する7000系JR四国の電化区間ほぼ全てをカバーしています。

見た目によらず高速で走り、特急から逃げています。

 

丸亀から約2時間。伊予西条駅ホームにはこんなものが。

『うちぬき』と呼ばれる湧き水が有名な西条。

「お飲みください」って書いてあります。

 

この駅で途中下車。

次の列車まで1時間強、散策をしたはずなんですが、写真が残っていません。

1時間じゃあ大したスポットにたどり着けなかったということでしょう。

こんなことがよくあります。

 

引き続き7000系普通列車で松山方面に向かいます。

予讃線、海沿いで景色良いはずなのに全然写真がありません。

頑張れ、当時の自分。眠かったのかな。

 

伊予西条からさらに2時間。15時06分に松山駅に到着。

時間かかったなあ。

特急『いしづち』なら高松から2時間半の道のりですが、

そんなこと気にしない。18きっぷの旅なので。

 

せっかくたどり着いた松山ですが、今回はスルーします。

この旅行のさらに2年前に高校の部活の撮影旅行で松山を訪れ、満喫したからです。

いい街なんだよ。

 

 

ということで、次回は一日目の後半戦。

2年前の撮影旅行でも訪れたあの絶景駅を訪れます。

お楽しみに。